玄関って、気づくと物置き場になっていませんか?
手袋、マスク、郵便物、小さなゴミ…。
『ちょっとだけ』と置いたはずの物が、いつの間にか積み重なっていく。
わが家も、まさにそうでした。
物が集まりはじめた玄関
『ただいま』と靴を脱ぐ。
そのすぐ横に下駄箱や棚があると、つい物を置いてしまいますよね。
手荷物が多いと、なおさらです。
やがてそこは、こんもりとした小さな物置き場。
置いたことさえ忘れる。
そして、探してしまうこともありました。

ある日、主人から言われました。
『玄関は家の顔だよ』
そう言って、ごちゃごちゃした物をすべて箱に入れ、すっかり片付けてしまったのです。よっぽどだったのでしょうね。
…すみません。
確かに、きれい。
出かけるときも、帰ってきたときも、気持ちがいい。
それからは、棚の上の”きれい”を保とうと心がけるようになりました。
何もない棚が呼び寄せるもの
ただ、少し殺風景で…。
すると今度は、注意していたはずの主人が物を置き出しました。
『なんで?』
そして、子どもたちまで。
何もない棚は、
『どうぞ、物を置いてください』と言っているようなものだったのです。
以前の私が、そうだったように。
これではいけない。
また注意する側になる負のパターンです。
すっきりした気持ちを保つには、どうしたらいいだろう。
・ 玄関は家の顔
・ 毎日通る場所
忙しくて季節を忘れてしまわない。
家族の気持ちが少し元気になる。
訪れる人をそっと迎えられる。
そんな玄関にしたいと思いました。
小さなショーウインドウをつくる
そこで、玄関に季節のものを置くことにしました。
家の『小さなショーウインドウ』です。
置くのは一つだけではありません。
散歩の途中で拾った木の実や草花。
子どもたちが作った季節の作品。
スーパーで見つけた美しい花。
庭(ベランダ)で咲いていた花。
一年に一度だけお目見えする、大好きな小物たち。
出しているのは、ほんの短い間だけ。
だからこそ、毎年また会えるのが楽しみになります。
飾るときに決めていること
飾るときに意識していることは、二つ。
・ 季節が伝わること
・ バランスよく、自分らしく整えること
形が決まると、不思議と崩したくなくなります。
もっと楽しみたくなります。
そして、ホコリがかぶる前に、季節は静かに次へと移っていきます。
玄関は気の入り口
玄関は『気の入り口』とも言われますが、
私は難しく考えていません。
明るく、風通しよく、清潔に。
その延長に、季節を感じる物を置くだけです。
何もない季節も、楽しむ
ただ、夏場は行事が少なく、花の寿命も短い。
そんな『何もない』季節には、眠っていたお気に入りの小物たちの登場です。
いわば、夏限定品。
何も置かない玄関も、もちろん正解です。
でも、何もないことで、かえって物が集まってしまうなら
まずは小さな季節のものを、ひとつだけ置いてみませんか?
それだけで、玄関の空気は少し変わります。
今日はそんなわが家の玄関のお話でした。

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