朝、顔を洗ってふと鏡を見たとき。
トイレの扉を開けたとき。
お茶をのんびり飲んでいるとき。
そのたびに、
目に入ってくるものがありました。
気にならないようで、
やっぱり気になる。
視界に入るたびに、
心がほんの少しだけ、ざわつきます。
かといって、
簡単に動かせるものでもなく。
気づけば、
いつも同じ場所にあります。
目に入るたびに、
小さくモヤモヤしてしまうのでした。
今なら、
もっとコンパクトなものがあるはずなのに。
どうしてこんなに、
大きいままなのだろうと、
ふと思ってしまいます。
それは、
洗面所の隅に置かれた、電気温水器でした。
生活に必要なものなのに、どうしても視界に入り続ける存在でした。
ずっとそこにあるのに、
どうしても気になってしまうものでした。
そこで、
電気温水器の前にカラーボックスを並べました。
ひとつでは足りなくて、
もうひとつ、並べてみます。
それだけで、
視線の行き先が、少し変わりました。
その場所に、
よく使うものを置いてみると、
いつもの動きが、
ほんの少しだけ、やさしくなった気がします。
カーテンを引くと、
ダイニングの空気も、少し変わりました。
ひとつの部屋として、
静かにくつろげる空間になっていきます。
ほんの小さな変化で
私はこの場所が、
少し好きになりました。
以前の電気温水器についての工夫は、こちらの記事にまとめています。

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